逆子
妊娠中の不安になる事の一つに『逆子』があります。妊婦健診などで先生から『逆子です』と言われるととても心配になりますね。しかし妊婦さんの約7割が逆子を経験すると言われています。意外と多い数字だと思います。

では一体逆子とはどういった状態でどんなリスクがあるのでしょうか?

逆子とはお母さんのお腹の中で頭が下向きではなく、上を向いている状態をいいます。本来ならば頭の方が重たいわけですから頭が下を向いているのが正常です。頭から産道を通り抜けるので頭は子宮口の方を向いているのですが、逆子で上を向いていると自然分娩がしづらくなり帝王切開になってしまう場合もあります。逆子にはいくつか種類があります。赤ちゃんの足が一番下にあるものを『足位』、膝の場合『膝位』、お尻の場合『殿位』、赤ちゃんが横を向いている『横位』も逆子になります。逆子は妊娠期間中にも分娩時にもさまざまなリスクがあります。妊娠期間中はお腹の中で病気になるリスクが高くなります。自然分娩もリスクが高く、分娩中に臍帯圧迫が起こりやすく胎児低酸素症を起こしやすくなります。母子共に産後の状態もあまりよくありません。

逆子の原因

ではなぜ、逆子になってしまうのでしょうか?その原因として母体側の原因と胎児側の原因が考えられます。

《母体側》
*骨盤が小さい
*胎盤の異常
*子宮の異常

《胎児側》
*羊水過多
*早産
*双子や三つ子などの多胎妊娠
*胎児奇形(水頭症など)

これらの原因があると子宮内で胎児が上手く動けずに逆子になる可能性が高くなります。ですが多くの逆子は原因がはっきりしてないので誰でも逆子になる可能性はあるのです。

逆子は自然に直る事が多いのであまり慌てる事はありません。ですが赤ちゃんが成長して回転しにくくなる28週を過ぎても直らない場合にはいくつか方法があるので紹介します。

逆子体操

一度は耳にした事があると思いますが『逆子体操』をしてみましょう。
逆子体操とは赤ちゃんがお腹の中で活発に動いている時間帯を見計らって行うのがポイントです。

逆子体操

1 うつぶせの状態から両膝を立てる
2 上半身はクッションなどで固定しながらグッとお尻を天井に向けて突き上げる
3 そのまま15~20分キープ

逆子を直したい一心で頑張り過ぎはよくありません。無理は禁物です。自分の体調を見ながら病院の先生や助産師の指導のもとで行うようにしましょう。リラックスした状態でお腹の赤ちゃんに優しく語りかけながら行うようにしましょう。