産後の体調不良
今回は授乳中、そして産後の生理についてお伝えしますね。

一般的に授乳中は生理が来ないと言われています。母乳を作る働きの「プロラクチン」というホルモンが分泌されるようになり母乳の準備が始まります。「プロラクチン」というホルモンが子宮収縮作用があり産後の子宮回復を促しているのですが、赤ちゃんが母乳を吸う事で更にプロラクチンが分泌されて子宮回復が進むのです。このプロラクチンには生理や排卵を一時的に止めてしまう作用もあるので、授乳中は生理再開は遅れるというわけなのです。特にこのプロラクチン、夜間に分泌量が増える事から夜間に多く授乳をしていると生理再開が遅くなる事があるようです。

産後の生理再開の目安は、完全ミルク育児で産後3~5か月、完全母乳育児で5~7か月くらい、ただし個人差が大きいのでこれより早めの人もいれば遅い人もいます。昔は卒乳してからもなかなか生理が再開しなかった人もいるそうですが、今は質の良い栄養を摂る事ができ、安定した環境で体力の回復がしやすくなっている事が関係していると言われています。

卒乳後はだいたい6か月以内に生理が再開する人が多いと言われています。しかし、慣れない育児や環境の中でストレスを感じていると排卵させるホルモンが活発にならないので排卵が起きず、生理が再開しないという事になります。生理が再開するにはホルモンバランスが整う事が重要です。また排卵が起きてから生理が来るので産後一度も生理が来ないまま二人目を妊娠・・・と言う事も充分あり得ます。すぐに妊娠を望まないのであれば産後の夫婦生活は避妊を忘れない事も大切です。

子宮が完全に回復するまではトラブルが起こりやすいです。

・産後1年、もしくは卒乳後3ヶ月を過ぎても生理がこない
・産後2年を過ぎても生理がこない
・産後一度生理がきたのに、その後止まった
・痛みや不正出血がある
・生理周期が乱れたまま

このような症状がみられる場合は一度産婦人科に受診しましょう。忙しさに理由をつけて病院に行くのを疎かにしないようにしましょう。