キレイな妊婦さんに・・・

待望の妊娠はとても喜ばしい事です。ですがこの妊娠期間中には様々な体の変化が起こります。初めての妊娠ならもちろん、二人目三人目の妊娠でも不安はあると思います。よく耳にする『妊娠中毒症(妊娠高血圧症)』は妊婦さんの場合特に気を付けなければいけません。

妊娠中毒症は現在正確には「妊娠高血圧症」と言います。どういった症状なのでしょうか?妊娠した時に妊娠前には見られなかった様々な異常が起こる事があります。妊娠中何かしらの原因で高血圧になりそれをきっかけに尿蛋白、血管障害、臓器障害などを発症する疾患です。妊娠20週~分娩後12週の間に起こります。症状としては高血圧・頭痛やめまい・むくみ・倦怠感などです。重症化になると母子共に命の危険にさらされることもあります。

原因としては妊娠による身体の変化にうまく適応できないせいで妊娠高血圧症を発症すると言われていますがはっきりとした原因はわかっていません。しかし妊娠高血圧症候群を発症しやすくなる危険因子はある程度わかっています。

・35歳以上、又は15歳以下の女性
・初産の方
・肥満(BMI25以上)の方
・多胎妊娠(双子など)
・糖尿病、高血圧、腎臓病などの持病を持っている人
・以前の出産で妊娠中毒症候群にかかった人

また急激な体重増加や塩分摂り過ぎも妊娠中毒症候群のリスクが高くなります。一般的には妊娠期間を通して10キロ以内の体重増加が望ましいとされていますが、妊娠前から肥満気味の人は出来るだけ増やさないようにしなければなりません。食事は高カロリー低塩分の食事が良いでしょう。医師や助産師、保健士さんなどと相談しながら日々の食事を気を付けましょう。お母さんと赤ちゃんの状態次第では帝王切開での出産になる事もあります。神経質になる必要はありませんが、自分一人の身体ではないという自覚を持ち妊娠期間を過ごして欲しいものです。